最近スキンケア製品の広告でよく目にするオールインワンジェルですが、開発されて以来、高い人気を誇っているようです。
オールインワンジェルだけのスキンケアと、化粧水や乳液、美容液、クリームといった風に分けて浸けていくのとではどちらがお肌によいのでしょう?
オールインワンジェルが人気の秘訣としては、ワンステップのスキンケアでOKなので、時短ケアが叶う点と、スキンケア時のハンドプレスによる摩擦を減らせる事が魅力になります。
今回は、オールインワンジェルを単独で使用した時と、化粧水、乳液、美容液、クリームと分けて浸けていった際のスキンケアの手間やコスト面、美肌効果の違いについて解説していきます。
目次
オールインワンジェルのメリットとは?
まずは、単独で化粧品を使用するのではなく、オールインワンジェルを使った場合のメリットについて解説します。
時短スキンケアが叶う
オールインワンジェルは、化粧水、乳液(美容液)、クリームが1つになった美容ジェルです。
通常のスキンケアですと、化粧水を浸けて乾くの待って、その次に乳液もしくは美容液を浸けて乾くのをまって、それからクリームを塗るといった風に、それぞれの成分が浸透するのを待たないといけなく、どうしてもスキンケアに時間と手間がかかっていましたが、オールインワンジェルだと時間も手間もかからないので時短スキンケアが叶うのです。
手抜きでもきれいになれるなんて、夢みたいですね。
さらにハイブリッド化されたオールインワンジェルも登場!
従来のオールインワンジェルは、化粧水、乳液(美容液)、クリームの機能が一つにまとまったジェルというのが一般的でした。
でも最近ではさらに開発が進んで、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、化粧下地と6つの機能を備えたハイブリッド化されたオールインワンジェルも数多く開発されています。
化粧下地機能も備わったオールインワンジェルは、朝のメイク前に活用するとよいでしょう。
これで朝の慌しい時間でも、スキンケアっもばっちり行えるようになりますね。
スキンケア代を節約できる
化粧水、乳液(美容液)、クリームとそれぞれ揃えていたら、どうしてもコストがかかってしまいます。
その点オールインワンジェルだと、1点しか購入しなくてよい分、コストを抑える事ができます。
オールインワンジェル1点あれば、ドレッサーに化粧水、乳液(美容液)、クリームといろいろ並べなくて済むので、ドレッサー周りもすっきりとまとめる事ができます。
浸透力が高くなる
化粧水、乳液(美容液)、クリームとそれぞれの成分を浸透させていくよりは、実は最初から全ての成分を調合して開発してあるオールインワンジェルの方が、美容成分の浸透力が高いのです。
だからオールワンジェル1点集中ケアでも、高い効果が期待できます。
スキンケア時の摩擦を防げる
実は顔にできるシワやたるみの原因の多くは、スキンケア時の手で成分をすり込む際の摩擦によるものだったのです。
少しでもスキンケア時の摩擦による肌ストレスを抑えるためには、スキンケア時のアイテム数を減らす事がポイントです。
化粧水、乳液(美容液)、クリームと何度も手ですり込んでいくよりは、オールインワンジェルによって1回で終わらせた方が、手の摩擦による肌ストレスかなり軽減されます。
スキンケアも毎日のように何年、何十年と繰り返していたら、それだけ摩擦によるストレスも積み重なっていくので、早めにオールインワンジェルに切り替えていきましょう。
全身に使用できる
オールインワンジェルは、顔だけでなく、首、手、足と乾燥や肌荒れが気になるパーツにあちこち使用可能です。
顔用、ボディ用と分ける必要がなくなるので、大変便利ですね。
旅行や帰省時にも、全身のスキンケア対策には、オールインワンジェル1つ持っていけばいいので、荷物もかさばらなくてよくなります。
オールインワンジェルでパック
オールインワンジェルを厚めに塗ると、パックにもなります。
通常のパックと違って、洗い流す必要がありません。
夜寝る前には、オールインワンジェルをたっぷりと顔に塗ってしっかり潤わせていって下さい。
オールインワンジェルのデメリットとは?
続いてはオールインワンジェルのデメリットになります。
乾燥対策ができない場合がある
乾燥が激しい冬場、春先の場合には、オールインワンジェルだけでは乾燥対策がばっちりできない場合もあるようです。
もしもオールインワンジェルを塗っていても、「まだ保湿が足りないな」、と感じたら、下記のようなケアで対応してみて下さい。
・化粧水や美容液を塗った後にオールインワンジェルを塗る
・オールインワンジェルを塗った後に保湿クリームを塗る
・オールインワンジェルを塗った後に美容オイルで蓋をする
美容オイルは、その前に塗った成分に蓋をして、成分が蒸発するのを防ぐ役割があるので高い保湿効果が期待できます。
メイクがよれやすい
オールインワンジェルは、これ1つで化粧水、乳液(美容液)、クリームといった便利さはあるのですが、その分肌を覆うカバー力は通常の化粧水、美容液、乳液よりは高いので、朝のメイク前に使用した場合にメイクがよれてしまう場合もあります。
朝あまりスキンケアでカバーを覆ってしまうとメイクがよれる原因となるので、夏場など皮脂の分泌が盛んな時期には、朝のメイク前のスキンケアにはオールインワンジェルは避けて、化粧水、美容液もしくは乳液だけで仕上げると、メイクがよれるといったトラブルも防ぐ事ができます。
さいご
今回は、オールインワンジェルを単独で使用するのと、化粧水、乳液(美容液)、クリームとライン使いでケアした時の使用感の違いについて解説してきました。
オールインワンジェルは時短ケアだけでなく、ワンステップでも高い美肌効果が叶うといった風に、一つのアイテムでも様々な効果が得られるようにと開発された素晴らしいスキンケア製品です。
オールインワンジェルも最近では機能が最初は4つだったのが、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、化粧下地といった風に、機能が6つに増えて開発されている物も多く発売されています。
オールインワンジェルの機能に合わせて朝のメイク前、夜の寝る前といった風に、上手に使い分けていきながら手抜きケアでもきれいを叶えていって下さいね。